2022年度「同窓会奨学金」を支給しました(コロナ禍における学院生支援)
本年6月27日付け記事で、「コロナ禍における学院生支援」を目的として、2020年度100万円、2021年度150万円に続いて、2022年度は100万円の「同窓会奨学金」を予算計上した旨をお知らせしました。(添付URL参照) https://wasedash.jp/12660/
先日、学院より本奨学金受給者の選考結果に基ずき、支給を完了した旨の下記連絡をいただきましたのでご報告します。
『高等学院奨学金委員会において、次のとおり2022年度の選考を行いましたのでご報告いたします。
高等学院には、学校の準備する「学内奨学金(小野梓奨学金など)」があり、これに同窓会奨学金も加えた「給付奨学金」について希望を募ったところ、新型コロナウィルスの影響等で収入減となった自営業のご家庭を含む59名から申請がありました。
その中で、少しでも多くの生徒を支援するため、僅差で学内奨学金の支給対象とならなかったが緊急度が高いと思われる5名に対して同窓会奨学金を支給させていただくこととしました。(30万円1名、20万円3名、10万円1名)
新型コロナ発生以降、受給希望者の増加傾向が続く中で、より多くの生徒に奨学金を支給することができましたことをご報告申し上げるとともに、同窓会のみなさまに心より御礼申し上げます。』
コロナ禍は未だ終息していませんが、同窓会として、次代を担う学院生を応援すべく、今後とも可能な限りの支援を継続していきたいと考えています。皆様のご理解とご協力をお願い申しあげます。
ご参考: 支給対象者に対する同窓会奨学金「設置趣旨」の説明文:
■「早稲田大学高等学院同窓会奨学金」
1949年に開校した早稲田大学高等学院は、今年度創立73周年を迎え、その卒業生は4万人を超えます。高等学院同窓会は、卒業生の相互親睦と母校発展への寄与を目的に活動する団体であり、本奨学金は、その同窓会により発足された、経済的に修学困難な生徒とそのご家庭を支援する学院生のための奨学金制度です。
本奨学金により、修学困難な学院生が、困難を乗り越えて、学院での学びを継続し、深めていけるようにとの卒業生の想いが込められています。さらに2020年度以降、同窓会のご厚意により、今般の新型コロナウイルス感染症の影響により修学困難なケースが増加することを見込み、奨学金拠出額が増額されています。