第13代理事長
吉原 正

同窓会会員の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと、お慶び申し上げます。

2018年4月29日の総会において、過去4年間ご尽力いただいた山口真一さんの後任として、同窓会理事長に選任されました23期の吉原 正(まさし)と申します。同窓会活動の更なる充実のために力を尽くす所存ですので、宜しくお願い申し上げます。

来年2019年は1949年(昭和24年)に新制高等学院が開設されて70周年の年となります。更に、その翌年2020年は1920年(大正9年)開設の旧制高等学院を含めると100周年の年に当たり、高等学院の歴史は大きな節目を迎えます。長い歴史の中で、同窓会会員総数(新制)は、1950年(昭和25年)卒業の1期から2018年(平成30年)3月卒業の69期まで、約4万名に達しています。

戦後間もない1949年(昭和24年)に現在の戸山キャンパス内に設置された高等学院は、1956年(昭和31年)の上石神井移転、2010年(平成22年)の「中学部」開校を機に進められ、同窓会としても寄付をさせていただいた「教育環境整備・充実事業」などを経て、大きく変貌してきました。46年前に卒業した私としては、現在の新しく立派な校舎、講堂、グラウンドなどを見るにつけ、時の流れを強く実感します。他方で、全く変わらないと感じるものがあります。それは、正門から続くケヤキ並木を歩く時に感じる、自由で、おおらかな「風」です。この「風」こそ、学院の原点であり、守るべき伝統だと確信します。

本年4月29日のホームカミングデーの際に、同窓会の「学術研究奨励金」を給付された学院生2名の研究発表をお聴きする機会がありましたが、いずれも、研究の動機や方法などが独創的であり、そのレベルの高さに驚きました。自由な環境で、個性を生かし、伸び伸びと学べる学院ならではの成果だと言えるでしょう。

「学術研究奨励金」の他にも、同窓会では従来から「奨学金」「文化・体育活動奨励金」「国際交流活動助成金」の給付を通じて、学院生に対する幅広い支援を行ってきていますが、これからも、時代の変化や要請に即した意義ある支援を継続していきたいと考えております。

同窓会理事会も来春には70期理事を迎えますが、10代から80代までという年齢構成のみならず、職業や得意分野などにおいて正に多士済々です。これからも、学院らしく、オープンな話し合いを通じて、知恵を出し合い、「会員相互の親睦を図り母校の発展に寄与する」という同窓会活動の目的を達成すべく努力してまいりますので、皆様のご支援を心からお願い申し上げます。