【報告】第37回同窓会「定期総会・ホームカミングデー」4月29日(祝・土)に開催

 第37回同窓会「定期総会・ホームカミングデー」が4月29日(祝・土)に開催され、天気に恵まれ多くの会員の方々にご参加いただきました。また昨年同様、定期総会を国内外にオンライン中継しました。

 

 坂井崇徳理事(44期)の司会で進められた定期総会の第一部では、同窓会会長である武沢護学院長のご挨拶、吉原正理事長(23期)による活動報告、2022年度決算報告・2023年度予算報告(久保田事務長)、会計監査報告(32期辻村義弘監査役)、監査役選任報告(32期辻村義弘、39期垣内兵輔両監査役の再任)、新理事長選任報告(28期友松猛前副理事長)が行われました。

 

 武沢学院長からは、「新たに設けられた日本医科大学への推薦入学制度により、医学の道に進んだ学院生が優秀な学生として日本医科大学から表彰を受けたこと」、「2024年度の新制高等学院創立75周年を迎えるにあたり、学院OBからの一層の支援を期待していること」などのお話をいただきました。

 

 この後、2022年度「学術研究奨励金」の受給者を代表して、今春学院を卒業された鈴木涼之介さんより「山村社会におけるマタギの実態調査」という演題で、フィールドワークに基づいた興味深い研究成果について発表いただきました。さらに「文化体育活動奨励金」の受給者を代表して、同じく今春学院を卒業された舟山真弘さんからのビデオレターが上映されました。舟山さんは現在、パラ卓球日本代表次世代育成枠として2024年パリ・パラ・オリンピックでの金メダルを目指し、大学で練習に励んでいらっしゃいます。

 

 第二部では、長年にわたりジャズトランペッターとして国内外でご活躍されている13期昭和36年学院卒の外山喜雄さんと早稲田大学卒の外山恵子さんご夫妻による講演が行われました。講演の締めくくりには演奏を披露いただき、大変感動的なものとなりました。続いて39期林家久蔵師匠(木村朋幸さん)による落語が昨年に引き続き上演され、会場には笑顔と笑い声でいっぱいになりました。外山さんも久蔵師匠も学院時代の思い出や恩師、先輩、友人などに関するエピソードが盛り込まれた学院同窓会ならではの特別なお話をしてくださいました。

 

 皆様のご協力により、今年度の「定期総会・ホームカミングデー」を盛大かつ無事に終えることができましたことに感謝申しあげます。なお、この総会の模様はいずれネット上で公開する予定です。

 

35期 佐藤真一