早稲田大学高等学院同窓会 定期総会・ホームカミングデー・創立75周年記念イベント 開催報告
第38回同窓会「定期総会・ホームカミングデー」が4月29日(祝・月)に開催されました。天気にも恵まれ過去最高の300名近くの会員の方々に参加いただき、学院創立75周年(新制)のメモリアルイヤーを盛大に祝うことができました。
陳志宇さん(70期)の司会で進められた定期総会では、同窓会会長である武沢護学院長のご挨拶、友松猛理事長(28期)による活動報告、2023年度決算報告・2024年度予算報告(野村事務長)、会計監査報告(32期辻村義弘監査役)、監査役選任報告(32期辻村義弘、39期垣内兵輔両監査役の再任)、相談役選任報告(11期森邦彦理事、15期中川龍理事、23期吉原正理事、30期山口一臣理事)、新副理事長選任報告(44期坂井崇徳理事)が行われました。
武沢学院長からは、「中学の第一希望入学者が増えてきていること」、「弓道部の昨年3年生であった佐藤蒼さんがインターハイで個人優勝したこと」、「昨春学院を卒業した舟山真弘さんが2024年パリ・パラリンピックの日本代表に選ばれたこと」、「大学野球部で学院出身の山縣選手、田村選手が活躍していること」、「昨今の世界情勢の影響により学院生の国際交流にますます費用がかかるようになり、OBからの一層のサポートをお願いしたいということ」などのお話をいただきました。
議事の後、「2023年度学術研究奨励金」の受給者を代表して、今年3年生になる吉田翔胡さんより「ハンセン病問題の継承と教育~若年層の視点から~」という演題で丹念な調査に基づいた研究成果について発表いただきました。ハンセン病問題が決して過去の問題ではないことを再認識させられました。
総会最後を締めくくったのは半世紀にわたりジャズトランペッターとして国内外でご活躍されている13期の外山喜雄さん率いる「外山喜雄とデキシーセインツ」による75周年記念コンサートでした。「日本のサッチモ」と称されるレジェンドの外山さんと現役学院吹奏楽部による奇跡の共演が実現しました、年齢差にすれば60歳以上になる外山さんと現役学院生が「音楽と学院」で1つになり、楽しさに弾む音色を奏で会場は大変な盛り上がりを見せました。
校歌斉唱も外山さんたちの生演奏で68期で大学応援部副将を務められた谷下豪さんのリードで元気よく声を出して歌うことができました。
総会の後の懇親会も実に5年ぶりということもあり、会場となった学院の食堂は250名以上のOB達で埋め尽くされ、グラスを片手に昔話に花を咲かせていました。
皆様のご協力により、今年度の「定期総会・ホームカミングデー」を盛大かつ無事に終えることができましたことに感謝申しあげます。
35期 副理事長 佐藤真一