【部活応援】「軟式野球部が東京都大会優勝を果たし全国大会へ」 75期 土橋俊介
2024(R6)卒 75期 土橋俊介 組 商学部2年(軟式野球部OB)
軟式野球部が東京都大会優勝を果たし全国大会へ
軟式野球部が第70回全国高等学校軟式野球選手権大会東京大会で優勝を果たしました。これにより、全国16地方から代表校が揃う第70回全国高等学校軟式野球選手権大会に東京代表としての出場が決定。学院軟式野球部の全国大会出場は3年ぶり8回目となります。
代々、軟式野球部は大学生が監督を務め、指導にあたっており、75期の岡祐輔監督が今チームを率いています。選手たちの自主性を重要視している岡監督の下、萩原主将を中心とした選手たち自らが目標達成のために必要なものを思考し、日々の練習に励んでまいりました。
今チーム初の公式戦となる昨秋の秋季東京都大会では駒場東邦高校に4-11で敗戦するも、第三代表決定戦で勝利し、関東大会への出場を果たします。しかし、秋季関東大会1回戦で茨城県の強豪・茗溪学園と対戦すると、9-4で敗戦となり、関東の壁を感じた大会でした。この時期は非常に苦労することが多かったと岡監督は振り返っていました。
長い冬を越え、中京高校などの強豪校との練習試合で経験と自信を積み、迎えた春季東京都高等学校軟式野球大会で優勝を飾ると、春季関東地区高校軟式野球大会ではベスト4という好成績を残しました。秋季関東地区大会で敗戦した茗溪学園にリベンジとなる初戦での勝利、そして秋季関東地区大会に優勝した神奈川県の三浦学苑相手に好試合を展開したことなど、大きな成長に繋がった大会だったそうです。
そしていよいよ夏の全国高等学校軟式野球選手権大会東京大会を迎えます。準々決勝から決勝戦までを4日間で行う過密日程の中でしたが、エース・孫や根津、後藤など豊富で磐石な投手陣が危なげない試合運びをもたらしました。投手陣の今大会を通じての自責点は0、失点は2のみと隙のない野球を披露してきました。また、大会を通して1試合平均8.8得点と圧倒的な爆発力を持つ打線は、全国大会の舞台で火を吹くことでしょう。
ここで少し、試合内容を紹介しておきます。準決勝では相手のエラーや副将の4番・鶴巻のタイムリーヒットなどで主導権を握ると、先発の根津と5回から登板した後藤がゼロ行進で試合を進め、相手打線を見事完封。決勝へ駒を進めました。決勝では、独特の雰囲気のなか、お互い得点を許さない序盤の展開でしたが、4回に1番・山岡のタイムリーツーベースが飛び出し先制に成功します。さらに6回には投手陣を牽引する9番・横田のタイムリーツーベースや再び山岡のタイムリーヒットで3点を追加し4点差とすると、さらに終盤に7点を追加。相手を全く寄せ付けない攻撃で11点の大量得点となりました。投げては、前日に95球を投げた後藤が先発投手としての役割を果たすと、同じく連投となった根津が繋ぎ、満を辞して6回からマウンドへあがった孫が9回まで抑え、優勝を完封で飾りました。攻守に渡って他を寄せ付けない実力を証明したような試合でした。
これにより全国大会への出場が決まりましたが、あくまでも軟式野球部の目標は国民スポーツ大会への出場です。そのためには、全国大会での1勝、もしくは2勝が必要となります。名だたる強豪校がひしめく全国大会で勝利するために、合宿を終えた選手たちは大会直前の練習と練習試合でさらなる強化を図っています。全国大会の舞台を初めて経験する選手たちですが、日頃から積み重ねてきた練習を根拠とする自信を持ってプレーすることができれば、自ずと良い結果はついてくるでしょう。
第70回全国高等学校軟式野球選手権大会は8月24日に開幕
24日に行われる開会式では萩原主将が選手宣誓を行います。そちらも注目していただければ幸いです。そして学院は姫路ウインク球場で大会2日目・25日に近畿・奈良地区代表の天理高校(奈良)との初戦を迎えます。試合当日は相手校の大応援団による応援が予想されます。是非とも球場へ足を運んでいただき、我々と共に応援していただけたらと思います。
🔸8月25日 12時試合開始予定
🔸ウインク球場(姫路)
🔸早大学院(1塁側)対(3塁側)天理高校