【同窓会活動】「年次稲門会に参加して」32期理事 辻村義弘
1981(昭和57)卒 32期理事 辻村義弘 H組 建築
年次稲門会に参加して
メタ穂会への道
学院32期の辻村義弘と申します。学院時代は生徒会中央幹事長をしておりました。早稲田愛は深い方と思っています。今から15年前に学院の同期の友人に紹介され発足したばかりの1985年次稲門会に入りました。設立1年ぐらい手伝うつもりでしたが、学生サークルのように楽しく15年間も続けております。早稲田大学の多様性を反映した様々な見識にふれ、仕事のしがらみもなく地位も財産も関係ない1981年入学または1985年卒業というだけの集まりに魅了されました。手前勝手ではございますが、私が現在会長をしております1985年次稲門会の話を致します。
2010年に1985年次稲門会は発足しました。慶應義塾は昔から年次の会があり、1985年次にあたるのは126三田会です。彼らと運営など教えを乞う為に飲み会をしました。三田会は卒業と同時に発足し会長・役員が決まり変わらないようであります。そして、三田会は塾内融和の会であるので稲門会との協業については慶應義塾の名称を使ってほしいとのことでした。少し驚きましたが、そういう世界もあるのねと見分を広げた気持ちになりました。稲門会は対外コラボでも稲門会です。また、三田会のある人と飲んだ時「50にもなって役員になっていない人間は会長を辞めた方がいい」と言われたと泣いておりました。卒業してからずっと三田会のために尽くしてきたのにとのこと。「早稲田はいいよな辻村さんみたいにヒラでも会長になれるもんな」というので、「馬鹿にしているのか」と大笑いして「部外者の私でもあなたの業績は素晴らしいと思うので大半の方は分かっている」と元気づけた記憶があります。素晴らしい運営をされている三田会も参考にしながら1985年次稲門会の活動方針を話し合い決めました。そして早稲田愛のある人は誰でも幹事になれ、幹事会には幹事でなくても参加できることとしました。活動方針は1.会員の親睦、2.母校への貢献、3.社会交流(社会貢献)です。年次稲門会の発足からの活性化の努力をお伝えしたい。もちろん稲門会でよくあるカラオケ部会・ゴルフ部会等もありますが、独自性のある親睦については1.愛称をつける。2.独自商品を作る。3.体験イベントを行う。4.稲門祭に出店する。ことを行ってきました。

会員の親睦
1. 愛称をつける
会の愛称は早稲田85→W85→ウエスト85→メタボリック症候群→メタボリズム(新陳代謝)→メタ(高次の、多くの)から新陳代謝を重ね知見を深めた個性ある稲門の集まりとの意味を込めて「メタ穂会」と名づけました。Facebookの「メタ」の12年前です。帰属感が高まります。
2. 独自商品を作る
オリジナルグッズはエンブレム、前掛け、のぼり、缶バッチ、Tシャツ、ポロシャツ、タオル、グローブ等を作成しました。独自商品は会員の一体感を高めました。

中央前掛けの写真が筆者
3. 体験イベントを行う
体験イベントは参加者全員が体験できる小規模の防災訓練等が好評でした。スポーツ観戦等も盛り上がりますが、自身が体験する企画は喜びがあるようです。徐々に参加者も増えNHKのブラタモリをつくられた早稲田1年後輩のプロデューサーに番組と同じ早稲田界隈を案内してもらう「ブラ早稲田」は60人もの参加者があり細道で近隣に迷惑をかけないか心配でした。多様性を持ちながらも規律ある早稲田の卒業生は何事もなく楽しめました。一つの山に神社とお寺とキリスト教会がある早稲田はかなり珍しいそうです。その教会のリバティホールから出発し番組をなぞりました。また、85年次にはグライダーのアンデス縦断の世界記録を持つ方がいて講演会とグライダーの試乗を行っていただきました。私事ですが原動機のない乗り物が好きでスキーやヨット、少し自転車をしていました。エンジン音のない空を飛ぶのは三次元で格別の体験です。同じ体験をすることで親近感が高まりました。

4. 稲門祭に出店する
早稲田大学には3つの大きな祭りがあります。9月の「地球感謝祭」は早稲田地域の商店街のお祭りを校内で行います。10月の「稲門祭」は卒業生が校内に出店や様々な企画運営するお祭りです。11月はみなさんご存じの学生が運営する「早稲田祭」です。稲門祭では西門の名店「ふくちゃん」の復活としてオーナーシェフの方も参加していただき出店しました。チョコとん(チョコレートとんかつ)とチーメン(チーズメンチカツ)を毎年提供しています、稲門祭への出店は同じ作業をすることで一体感が生まれます。親睦が深まる気がします。

母校への貢献
母校への貢献は各種寄付や学生応援(スポーツ・文化活動)、校友会費増への宣伝、学校行事の手伝い、学生の就職支援です。
[稲門祭担当年次]
1985年次稲門会は2025年稲門祭の運営担当年次でした。実行委員長、企画本部長、奨学金記念品本部長、財務本部長を出し副本部長や運営委員も多くメタ穂会より出しました。記念品の購入も全国の稲門会でトップの金額です。私はサラリーマンであるので実行委員長はとてもできないと考え、やりたい希望のあった中小企業の経営者にお願いしました。私は長年運営委員をしている企画広報本部長となりました。現役の学生団体が校内を練り歩き、他の企画が見られない出店運営の方にも見て頂ける稲門祭パレードを発案し、12年行いましたので勝手知ったる企画広報本部と思っていましたが、企画の勧誘や各企画の実施に向けていろいろ大変でした。様々な方の協力のもと過去最大の30企画を全て完遂し無事に2025稲門祭を終えることができました。67年ぶりの大隈講堂での第九を実行した31期の原田豊様33期の山口真一様、43年ぶりの東大とのボクシング対抗戦を企画した32期の遠藤寛治様、初めて稲門市長会を稲門祭企画に参加させた32期の小野惣一様など多くの学院の卒業生にささえられ大盛況でありました。学院同窓会も初めて稲門祭へ出店していただき多くの来場がありました。副実行委員長企画広報本部長として学院テントの場所にお役に立てて良かったです。



左から3番目の白いテントが「学院テント」
社会交流(社会貢献)
社会貢献に関しては東日本大震災のわずかな人数のボランティア、復興応援の能登旅行ぐらいであります。我々でなにができるかムーブメントを興せるか、社会貢献は模索中であります。
メタ穂会の将来
他の年次稲門会と比べても活発に活動していると自負しておりますが、メタ穂会で把握している連絡先は約600人です。対象者は約8000人、校友会費の納入者も約2000人もいるのにまだまだ周知されておりません。メタ穂会の地方支部も増やしておりますが全都道府県に至っておりません。ZOOM会議やホームページ等もおこなっていますが新規の参加者は少ない現状です。卒業50年で校友会からの年次稲門会への強化補助費も打ち止めとなります。あと10年でどれだけ認知をふやせるか。メタ穂会の会費はなく企画都度の清算です。お気軽に都合の良い時に好きな企画にご参加いただければ幸いに存じます。駅伝応援、ラグビー観戦、新年会、花見、早慶レガッタ観戦、野球早慶戦観戦、夏企画、総会、稲門祭、忘年会など様々な企画がございます。詳しくはホームページhttps://waseda1985.com/をご覧ください。32期の方々の参加をお待ちしております。私は40歳を過ぎて新たな親友ができるとは思いもしませんでした。他の年次の方も自身の年次稲門会がございますので是非ご参加ください。同じ年代で同じ早稲田の雰囲気を知る仲間は最高です。ありがとう早稲田。



