【恩師より】「学院サッカー部の成長記」 保健体育科 九里 孝

高等学院サッカー部部長兼監督 保健体育科 九里 孝

学院サッカー部の成長記

 1949年創部の高等学院サッカー部は、長い伝統と学院らしい自由な雰囲気を持ち、サッカー競技として勝利の追及を目指しています。そして、教員や先輩とのコミュニケーションを図り、保護者会の協力、OBの援助のもと、英知を結集し、自ら人格の形成を目指すクラブです。

 過去には、全国高校選手権[第40回大会]出場1回(1962年、S.37年)、全国高校総体出場2回(1967年、1968年)の経験があるが、近年では、都大会止まりとなっています。OBの数は、2021年3月の卒業生を含めると1,439人になり、OB会は、メールのネットワークもあり、情報交換、親睦の活発化を目指しています。2012年度より「保護者の会」も立ち上げて充実した部活動を行っています。

 2015年3月末には、北グラウンド・西グラウンド(第2体育館・第3体育館・プール跡地)は、全面人工芝になり、さらに充実した活動ができるようになりました。また、2021年1月には、センターグラウンドも全面張替えとなって新しくなりました。月に数回は早稲田大学東伏見サッカー場(人工芝)でも試合や練習をしています。例年3月には、早稲田大学・附属・系属交流戦を行っており、ア式蹴球部、高等学院、本庄高等学院、早稲田実業、早稲田摂陵が早稲田大学東伏見サッカー場で交流試合をしています。【学院HPより】

 2019年度サッカー部Aチームは、地区トップリーグU-18東京(4ブロック10チーム編成)でブロック優勝し、順位決定戦で総合3位となり、2020度から高円宮杯 JFA U-18東京4部(T4)に昇格した。A・Bブロック10チーム編成でリーグ戦を実施する予定になっていたが、2月に発生した新型コロナウィルスの影響でT1~T4の試合を8月末まで見送ることとなりました。

 今年度は、順位のみ決定し、昇降格は行わず、来年度も同じ組み合わせで実施することに決まりました。また、NSリーグは、1部と3部にチーム登録をしていますが、2020年度は中止となり、昇降格なしで同じリーグ編成で2021年度も実施することになりました。( NSリーグ:中野区・練馬区・西東京市の頭文字「N」、杉並区の頭文字「S」のリーグ)部活動も春・夏・冬の合宿遠征は中止となり、Jヴィレッジで春・夏・ともに計画していた合宿も断念せざるを得ませんでした。

 毎年、夏はWASEDAユース交流戦、菅平合宿あるいは帯広遠征・日高遠征、春は波崎U-17ユース大会・市原ユース大会、冬は市原・千葉招待、永嶋杯に参加しています。2019年春からJヴィレッジでの合宿も始めました。分散授業第3ラウンド7月16日(木)~2時間のみ活動可能となり、平日は奇数か偶数の半分で休日のみ全員で活動できるようになりました。第2ラウンドまでは、自主トレで対応でしたが、トップチームの選手はモチベーションも高くコロナ禍でもしっかりトレーニングしていました。8月には、早稲田実業高等部、都立駒場高校、早稲田大学ア式蹴球部と練習試合を組み調整しました。部員数も3年生32人、2年生39人、1年生54人と2学期から中学3年生が5人加わり130人の大所帯に膨れあがっています。

 2020年度は、関東大会、インターハイも中止になり、9月から東京都高体連もTリーグ、全国高校サッカー選手権大会を実施すべき準備してきました。その結果、9月5日(土)から例年全都大会で実施していた全国高校サッカー選手権大会も地区大会に変更して東京都1次予選を始め、ベスト64チームから2次予選を実施する運びとなりました。学院は、1次予選2回戦から参加し、都立杉並総合高校に4-0、東亜学園高校に3-0で勝ち2次予選に進出しました。

 2次予選では、1回戦保善高校に2-0で勝ち、2回戦は昨年度東京都代表として全国大会に出場した都立東久留米総合高校と対戦することになりました。迎えた2020年10月18日(日)、会場は、都立東久留米総高校、前半0-0、後半0-0、延長前半0-0、延長後半1-1で両チーム譲らず互角の試合となり、PK戦となりました。5人蹴って3-3、6人目は両チーム入れて4-4、7人目は先蹴りの都立東久留米総合高校は入れたが、後けりの学院7人目はGKに止められて試合終了となり、3年生の部活動にピリオドを打つことになりましたた。

 私が2012年に監督になって以来のベストゲームであり、どちらが勝ってもおかしくない試合展開でした。負けたのは残念でしたが、2年生が半分近く出場していたので、次に繋げてくれると信じています。

 そんな学院サッカー部も過去に全国高校サッカー選手権大会1回、全国高校総合体育大会2回出場の経験があります。全国高校サッカー選手権大会も40回大会に出場して以来、今年度で第99回大会となります。来年度は、第100回記念大会として全国高等学校体育連盟サッカー専門部もイベントを準備していると聞いています。

 昨年11月15日(日)から新人選手権大会も始まり学院サッカー部は現在快進撃を続けました。初戦、東京学芸大学附属に6-0、2戦目宝仙学園に5-0、3戦目都立保谷に2-0、準決勝日本大学第二に3-0、決勝戦では都立豊多摩に2-1で勝ち10年振りに優勝して来春の関東大会東京都予選に進出することが決まりました。

 全国高校サッカー選手権東京都大会ベスト16のチームに新人戦主権大会8地区2位までの16チームを加えた32チームでトーナメント戦が行われることになっています。今年になって1度も練習をしてない中、再度、緊急事態宣言が発令されたが、3月21日(日)に解除され、関東大会東京都予選は4月11日(日)実施の方向で進められています。

 高等学院サッカー部は、古豪復活を目指してチーム一丸となって頑張っています。日々成長している部員たちの今後の活躍を大いにご期待ください。