第39回同窓会総会・ホームカミングデー開催のご報告

去る4月29日(火)に、毎年恒例の同窓会総会・ホームカミングデーが開催されました。当日は好天に恵まれ、昨年を上回る300名超の方にご来場いただきました。1950年卒業の第1期から昨年卒業の第75期まで、文字通り世代を超えたOBが集い、学院の伝統と絆を強く実感する機会となりました。

 はじめに同窓会会長である本木弘悌学院長(4月1日就任)より挨拶がありました。続いて友松猛理事長(第28期)による同窓会活動報告が行われました。今回の現役学院生による学術研究発表は、吉田遥君(3年)による「失われた30年における日本の産業と政府の産業政策分析」でした。

 続いて今年度の特別企画として、OB講演会とミニコンサートが行われました。OB講演では、大和証券グループ本社会長の中田誠司さん(第30期)が「トランプショックをどう乗り越えるか! NISAを含めた株式市場の動向と早稲田大学150周年記念事業」としてお話しくださりました。財界の最前線で活躍する中田さんが、直前の北米出張で得た感触も踏まえて貴重な知見をご披露くださいました。ミニコンサートは、室内合奏団の現役学院生と複数名の学院OBにソプラノ歌手の菅純子さんが加わったコラボレーションで、数多くの名曲に来場者が聴き入っている様子が印象的でした。

 そして総会の締めくくりは、やはり応援歌「紺碧の空」と「校歌」の斉唱。今回は現役&OB室内合奏団の生演奏と、大学応援部の現役リーダーである山口和真さん(第74期)のリードによる斉唱となりました。弦楽器の調べと山口さんの迫力ある声音が講堂に響き渡り、特別な一体感が溢れる時間でした。

 総会終了後は、今年も食堂で懇親会が開催されました。こちらにも数多くの来場者がそのまま参加し、世代を超えた交流を楽しむ様子が見られました。また、現役学院生向けの募金に対して、合計208,781円と非常に多くのご支援を賜りました。誠にありがとうございました。

 今後も同窓会活動へのご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。