【部活応援】「早稲田大学ヨット部の黄金期と学院生の活躍」 49期 保田望

1998(平成10)卒 49期 保田望 I組 商

早稲田大学ヨット部の黄金期と学院生の活躍

学院ヨット部が私の原点

Screenshot

 この度、寄稿の機会をいただきました、49期卒業の保田望です。私は一般入試で高等学院に入学し、マリンスポーツへの漠然とした憧れから、学院ヨット部へ入部しました。
当時、学院ヨット部は神奈川県三浦市で、早稲田大学ヨット部と一緒に活動していました。ヨットを乗りこなし、厳しい合宿生活を送る大学のヨット部員をみて、「カッコいいな。」、「ああなりたいな。」と思ったことが、私の学生生活の出発点でした。以来、学院のヨット部で3年、大学のヨット部で4年、合計7年間、早稲田のヨット部にお世話になりました。
 高校時代、ヨット部の顧問は、山西廣司先生でした。英語の授業で、最初から100%英語で自己紹介され圧倒されたわけですが、顧問の先生として接してみると非常に親しみやすく、生徒のことを真剣に考えてくださる、偉大な教師でした。

 大学4年時には、早稲田大学ヨット部の主将を務め、関東学生ヨット選手権大会総合優勝、全日本学生ヨット選手権大会総合3位、東京六大学ヨット選手権大会MVPという成績を収めることが出来ました。現在、早稲田大学ヨット部は全日本学生ヨット選手権大会総合五連覇という、黄金期と呼ぶにふさわしい実績を更新中です。

Screenshot

・早稲田大学ヨット部公式HP https://wasedayacht.net/

Screenshot

 この輝かしい実績の中で、多くの学院ヨット部OBが大学のヨット部で活躍してきました。記録にも記憶にも残る選手が、学院ヨット部OBには数多く存在します。そして、学院OBの多くが、強い母校愛でもって、今も早稲田のヨット部を支援していることが、現在の早稲田大学ヨット部の快進撃の一助となっています。また、昨年のパリオリンピックでは、早稲田大学ヨット部のOBがセーリング混合470級で、銀メダルをを獲得しました。https://www.waseda.jp/top/news/105635

 

ぜひ知ってほしいこと
 現在、学院ヨット部は若洲ヨット訓練所にて練習していて、早稲田大学ヨット部は葉山港を拠点に活動しています。今年のGWに行われた関東学生ヨット選手権大会でも、早稲田大学は総合優勝することができました。
私からこのメールマガジンを読んでくださっている方にお伝えしたいのは、全日本インカレ5連覇、銀メダリスト誕生という、2つの快挙を成し遂げている早稲田のヨットに、もっと注目して欲しいということです。マイナー競技ゆえ、早稲田大学ヨット部が歴史的快挙を達成していることを知らない人も多いように思います。そして、その活躍において、学院ヨット部OBが果たしてきた功績も知らない人が大半だと思います。
だからこそ、早稲田のヨットに、注目して欲しいですし、応援して欲しいです。大学のヨット部の試合結果は各種メディアにも取り上げられます。
その報道を見て、「私の母校のヨット部すごいな。」と思っていただけるだけで、現役部員にとっては大きな励みとなります。

また、大学のヨット部も、高校のヨット部も部員を募集しています。お知り合いの方にも是非声をかけて頂き、早稲田大学高等学院ヨット部、ならびに早稲田大学ヨット部を推して頂けると、一OBとして非常に嬉しく思います。
11月には江の島で全日本学生ヨット選手権が開催されます。ちょうど8月24日(日)には学院対塾高の早慶戦もあります。
今年も海上で、紺碧の空の下、都の西北が轟くことを、皆で期待しましょう。

最後になりましたが、大和証券の中田さんの講演を聞きたいとの考えから参加したホームカミングデー、偶然、同窓会理事長の友松さんと知り合い、このような機会をいただきましたこと、感謝申し上げます。
また、同窓会という素晴らしい組織を運営してくださっている皆様に、心より感謝します。
ホームカミングデーでは、中田さんの講演、在校生の研究発表、ミニコンサート、懇親会と非常に充実した1日を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。
これからも、素晴らしい学院出身の方々と交流させて頂けること、楽しみにしています。

【寄稿者プロフィール】
保田望(やすだのぞむ)
2002年 早稲田大学商学部卒業
日本生命保険相互会社で2年間勤務した後、投資分野で起業。投資セミナーの企画や、米系ヘッジファンドと共同で投資ソフトウェアの開発、ファンド運用を手掛けた後に事業を売却。30代からは投資家として生きる。
7人の子を持つ父親。