【思い出】 「学院同窓会の運営に関わって」 11期理事 森邦彦 (第9代理事長)
1960年(昭35)年卒 11期理事 森邦彦 G組 商
「学院同窓会の運営に関わって」
私は平成12年(2000年)4月(学院同窓会40周年)から平成18年(2006年)3月まで同窓会第9代理事長を務めました。
同窓会は来年に60周年を迎えますが、私の先代理事長は鬼籍に入られた方5名、理事を交代された方2名で、現在理事を務めていますのは第3代の中村明徳先輩(3期)と私の二名のみとなりました。
同窓会の経過には多くの試行錯誤、紆余曲折がありました。
同窓会の歴史については概略の一部を平成23年(2011年)発行の同窓会50周年記念号の「同窓会会員名簿」に記載しています。
同窓会が今日の姿になるまでには多くの関係者のご尽力に依るものであります。私は理事長の任務を進めるために歴代理事長との緊密な連絡、相談に努めて、ご支援を戴きました。
学院側の学院長、事務長、教務担当 教務主・副主任、生徒担当 教務主・副主任、教諭多数との交流にも努めました。
各位の多大なご支援、ご協力を戴きましたお蔭で以下の事項の実現が出来ました。深甚なる感謝を致しております。
◎同窓会の目的「会員相互の親睦」に関して
既に会員名簿発行、総会、ホームカミングデー等で体制が出来ていましたので、コミュニケーションのツールとしてホームページを平成14年(2002年)に開設しました。この度、メールマガジンにリンクされて一層の進展を期待しています。
◎「母校の発展に寄与」に関して
「国際交流活動 同窓会助成金」のみでしたので平成12年(2000年)に「同窓会学術研究奨励金」、平成15年(2003年)に「同窓会奨学金」「同窓会文化・体育活動奨励金」を制定、施行致しました。
◎同窓会の事務について
理事会;日時、場所の選定・確保、召集案内、資料作成、会運営等は理事長担当。
総会;資料の作成印刷、出席者受付、会場設営、案内等は理事が分担。
会計事務;事務長
事務長と協議を重ね学院事務所で分担して戴くことになり、同窓会の運営の大幅な活性化、効率化に繋がり感謝しています。当時の生徒担当、教務副主任本杉秀穂先生(現院長)に学院OB学部生に同窓会事務を担当させるとのご提案を戴き、人選、打ち合わせまでセットして下さいました。実現には至りませんでしたが、このご配慮は忘れ難い事であります。
◎男女共学について
大学の要請に関し理事会にて意見を集約、男子校継続を同窓会意見としました。
◎名簿業者の倒産
懇意にしていた倒産会社の担当者がデータテープを手交してくれた為、救済されました。
データ整備を学院OBの経営する会社に依頼、事なきを得ました。
その後専門業者の(株)サラトに委託継承することが出来ました。
◎理事長退任後
相談役の一員として第10代、第11代理事長時代に同窓会の運営に務めました。現12代理事長には同窓会の運営にかかわる私見メモを手交致しました。
その後は総会、ホームカミングデー、理事会等に出席を続けております。
学院並びに学院同窓会の益々の発展を祈念しております。