【部活応援】 「軟式野球部が2年ぶり全国大会出場!」 報告 38期 森木亮太 61期 畑野良多 68期 藤村康之介

    1987(昭62)年卒 38期理事 森木亮太 D 組 政治  

 2008(平22)年卒 61期 畑野良多 C組 商         

                                                                                 2015(平29)年卒 68期 藤村康之介 F組 商

軟式野球部が2年ぶり全国大会出場  

~ 軟式野球部OB2人が観た現役学院生の熱き戦い ~

全国選手権大会開会式 (写真:畑野さんより)

 

2016年夏に全国選手権大会準優勝を果たした軟式野球部が2年ぶり6回目の全国選手権大会出場を果たしました。

今大会都大会制覇と全国大会での奮闘について以下のお二人の軟式野球部OBの方から観戦記を頂きました。 (森木) 

   

 

 OB報告その1 (61期 畑野良多)

 軟式野球部は、2019年8月23日(金)~31日(土)の間、明石トーカロ球場と姫路球場にて開催された第64回全国高等学校軟式野球選手権大会に2年ぶり6回目の出場を果たしました。全国大会では、初戦で広島県代表の崇徳高校に敗れましたが、全国大会の舞台に早稲田大学高等学院の名を轟かせました。

  軟式野球は、硬式野球よりもボールが軽い分、安打が出にくく、いかに1点を積み上げ、1点を与えないかが勝利の鍵となります。軟式野球部は伝統的に、投手を中心とした硬い守備、そして安打を放たなくても得点が挙げられる効率的な攻撃を武器に、全国大会に過去5度出場。全国大会の過去最高成績は、2016年の準優勝。国民体育大会でも準優勝2度(2013年、2016年)という実績を残してきました。

都大会優勝(写真:藤村さんより)

 

  今年の軟式野球部は、秋季大会、春季大会ともに都大会優勝を逃しましたが、伝統の野球を継承し、夏へ向けて力を蓄えてきました。夏季東京都大会の1番の山場は、準々決勝で迎えた都立江北戦。3回に左翼への本塁打を浴び、3点を追いかける厳しい展開となりましたが、4回、6回、8回に1点ずつを返し、延長11回にも1点を加えると、4-3で辛くも勝利しました。この勝利で勢いに乗ると、続く準決勝で秋春の王者駒場東邦も延長の末下し、決勝では都小石川中等を相手に3-2で勝利し、夏季東京都大会を制しました。いずれの試合も投手が粘り、1点1点を積み上げていく学院らしい野球での勝利でした。

  全国大会でも同様の野球が期待されましたが、1点ビハインドで迎えた3回一死満塁のチャンスを自ら潰してしまうと、流れを逸してしまいそのまま敗戦。念願の全国大会優勝は叶いませんでしたが、その思いは私たちの後輩へと確かに継承されています。

 

OB報告その2 (68期 藤村康之助)

  また、同じく軟式野球部OBで2016年夏の大会で都大会から全国大会決勝まで全試合で応援団長を務めた藤村康之介さんからも本年夏の大会について次のコメントを頂きました。(森木)

 (都大会決勝で)守備の間中座り込んでいて絶えず声が出ているとはとても言えませんでした。スタンド組は例年以上に仲のよさそうな様子でしたが、覇気が物足りなく感じられました。途中(5~8回)から自らリードに参加して、盛り上げました。

  それまで「応援団大人しくないか?」というOBからの意見が多かったこともあり、自分が参加したところ父母・OBにも喜んで頂けました。

  現役は、全国大会ではとても声が出るようになっていました。私は今回は明石に行けませんでしたが、現地観戦のOBからも「応援の声がよく出ていた」という報告を多く受けました。