【理事長挨拶】 「活動報告」 23期理事 吉原 正
1972(昭47)卒 23期 第13代理事長 吉原正 E組 経済
活動報告
会員の皆様
日頃、同窓会の活動にご協力いただきありがとうございます。昨年来のコロナ禍の中で公私ともに生活が一変しました。同窓会も大きな影響を受けており、今年の「定期総会」「ホームカミングデー」は昨年に続き中止となりました。そこで考えたのが今回の情報発信です。過去数ヶ月間、企画、取材、記事作成、編集などすべての作業はメールやZoomなどリモートで行われました。武沢護学院長はじめ学院教職員、現役学院生、OB、理事会広報委員、大学応援部など、ご協力いただいた方々に心から御礼申しあげます。皆様には、記事や動画を通じて、それぞれの「学院」を想い出していただければ幸いです。
以下、本来は定期総会で行う同窓会の活動報告をさせていただきます。最初に、2016年9月の学院長ご就任以来、会長として同窓会を牽引いただき本年3月末で任期を終えられた本杉秀穂先生に感謝申しあげます。様々な場面で、先生の学院への深い愛着と学院生に対する厚い信頼が感じられました。
4月1日に新たに会長に就任された武沢学院長には、同窓会活動の新たな展開と発展に向けたご指導をお願いいたします。
1.予算・決算について
2019年度決算及び2020年度予算に関しては、感染拡大で遅延していた会計監査を昨年11月にオンラインで実施、理事会承認を得ました。会則によれば定期総会で予決算報告を行う必要がありますが、総会が開催出来ず、ホームページでの金額などの公開も難しいことから、次に開催される総会で報告することといたします。2020年度決算及び2021年度予算に関しても同様の取り扱いとしますが、ご理解いただくようお願いいたします。
2.主な取り組みについて
➀「学術研究奨励金」
2020年度は21件の研究に総額90万円を支給しました。「全日本学生科学賞東京都大会」で最優秀賞に輝いた研究など、いずれもレベルが高く、学院生の「進取の精神」を反映した内容でした。今回のメールマガジンとホームページに本奨励金を受給した学院生お二人のインタビュー記事を掲載しておりますので是非ご一読ください。尚、2020年度「文化・体育活動奨励金」(50万円)については、部活動の一時停止などコロナの影響も大きく、該当の部はありませんでした。2021年度の文武両道の活躍に期待したいと思います。以下の2020年度「同窓会学術研究奨励金」をご参照ください。
②コロナ禍における学院生支援
コロナ禍による家計急変など経済的困難に直面した生徒を支援すべく、2020年度予算で当初30万円としていた「同窓会給付奨学金」を100万円に増額しました。昨年末に10名の生徒に各10万円を支給済みです。2021年度も支援を継続すべく、学院の状況を踏まえて、理事会で対応を検討してまいります。以下の「コロナ禍における学院支援(実施報告)」をご参照ください。
③ホームページ・メールマガジン
2019年3月に創刊したメールマガジンは、今回で第7号となりました。未だ改善すべき点も少なくありませんが、学院教職員、OB、理事などたくさんの方々に支えられて2年が経過しました。人々が集うことが難しい状況となり、母校と同窓生、そして同窓生間の絆を保つ手段としての重要性が高まったと感じています。ホームページもアクセスが以前に比べて増えており、これからも母校、OB関連の情報をお届けしていきます。
以上、同窓会活動の概況をお知らせしました。
未だしばらくは、以前は当たり前だった活動が難しい状況が続くと思われます。その中で、同窓会として今回のような新たな取り組みが求められています。これからも、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。