2022年度「同窓会学術研究奨励金」支給案件の「研究成果報告書概要」
昨年7月24日付け記事で2022年度の「同窓会学術研究奨励金」を支給したことをお知らせしました。対象案件は28件(うち中学部2件)、支給総額は90万円です。同窓会学術研究奨励金というかたちで、同窓会から学院生への貢献を多少なりにもさせていただいていることを大変嬉しく思っています。学院というユニークかつ恵まれた高校生生活を私たちも以前に送ってきたのですが、そこから得られる経験は今後の各個人および社会への貢献として大いなる果実となっていくと思います。
毎年研究テーマを候補選定段階から拝見させて頂いています。その段階での「楽しさ」に素晴らしさを感じています。「こんな素材をよく見つけてきたな」、「このテーマをどう料理し、どう展開するのだろうか」。ワクワク感を隠し得ません。実際、同窓会が年に一度開催する「総会」および「ホームカミングデー」では、その研究内容および結果の一部を発表して頂き、当日参集いただいた同窓生(およびオンライン参加者)はそれを感心と驚きを持って聞いています。
このような現役学院生と同窓生の良き関係を今後も続けていきたいと考えています。ありがとうございます。
<高等学院>
NO | 学年 | 研究代表者名 | 研究課題名 | 報告書 |
1 | 1 | 遠藤 龍斗 | 鎌倉時代における武家の首都鎌倉の研究 | |
2 | 1 | 杉山 晄大 | リモコンにより操作する2足歩行ロボットの開発 | |
3 | 1 | 西野 亮祐 | 日本のボランティア意識の低さについて ~歴史の観点から~ | |
4 | 1 | 川村 緒人 | 第二次世界大戦期の東欧諸国の領土問題について | |
5 | 1 | 黒木 勇人 | Arduino C++ で動かすドローン | |
6 | 2 | 越渡 恵太 | 硫黄の結晶構造の変化についての研究 | |
7 | 2 | 重松 海規 | 織田信長の天下統一への道~物流拠点の確保とそれらをつなぐ街道の整備から | |
8 | 2 | 小幡 勇人 | 3Dプリンターを用いたルアー(疑似餌)製作と積層式3Dプリンターと光造形式3Dプリンターの違いについての調査 | |
9 | 2 | 野上 翼 | 附属校連携の意義について~「附属連携プロジェクト」の活動から見る早稲田の可能性 | |
10 | 2 | 二本木 葦智 | 食品廃棄物をもとにした堆肥の有用性と屋上農業の可能性の検証 | |
11 | 2 | 藤井 快地 | 一定方向に均一な磁場がゴキブリの行動へ与える影響 | |
12 | 3 | 堀 桜輔 | Jリーグとプレミアリーグの経営戦略 2つのリーグに大きな差が生まれたのはなぜか | 取り下げ |
13 | 3 | 山岡 優也 | 日本の「旅館」サービスとは 星野リゾートのサービスを3つの視点(ハード・ソフト・ヒューマン)から考える | |
14 | 3 | 吉池 大門 | 日本におけるアルベルゴ・ディフーゾの現状と運用拡大への課題 イタリアをモデルにした新たな街づくりの可能性 | |
15 | 3 | 重本 達哉 | サツマイモの蒸し温度および蒸し時間とマルトース濃度の関係 | |
16 | 3 | 関根 亮太 | 男子高校生の筆記時において、折れにくいシャープペンシル芯の調査 | |
17 | 3 | 高鳥 晴希 | アオミドロが増殖する原因 | |
18 | 3 | 鈴木 涼之介 | 山村社会におけるマタギの地域的な役割に関する実態調査 | |
19 | 3 | スミス 頼安 | 対馬の人口対策を見据えたボーダーツーリズムと韓国との交流調査 | |
20 | 3 | 山崎 悠太郎 | 愛媛県上島町における持続可能な地域活性化 | |
21 | 3 | 宿野 凌平 | 対馬におけるポストコロナ時代の産業及び発展 | |
22 | 3 | 加藤 鉄 | 自転車走行における速度ごとの最適なギア比と姿勢の検討 | |
23 | 3 | 鈴木 理秀 | 江戸時代佐渡のキリシタン取り締まり方法から見る佐渡奉行の特色 | |
24 | 3 | 里地 結樹 | 「心拍数をもとにした運動強度の変化と、それに伴い必要となる回復時間との関係」 | |
25 | 3 | 横澤 崇成 | 今日における睡眠障害の改善方法の模索 | |
26 | 3 | 城所 海 | 日本の観光鉄道から考える。JR北海道の赤字路線の再興方法 |
※報告書欄のPDFをクリックすると、報告書の概要をご覧頂けます。
<中学部>
NO | 学年 | 研究代表者名 | 研究課題名 | 報告書 |
27 | 3 | 畠中 駿 | 身近な植物の有無の違いによる、人の行動と心理状態の変化について | 取り下げ |
28 | 3 | 松浦 冬馬 | レゴエデュケーション SPIKE PLIME を用いた宇宙エレベーターロボットの制作 |
※報告書欄のPDFをクリックすると、報告書の概要をご覧頂けます。